2018年9月26日北部黒竜江省の工場を視察した習近平国家主席は「先端技術やカギとなる技術はますます手に入れにくくなっている」と指摘し、「一国主義、貿易保護主義が強まっており、われわれは自力更生の道を歩むことを強いられている」と語りました。
「自力更生(じりきこうせい)」とは?
・1929年のアメリカ発の世界恐慌のアオリを受けて1932年頃に日本で発生した「昭和恐慌」時に用いられた「自力更生運動」が元となります。
その後、日本の傀儡政権である中華民国臨時政府の打ち出した新民主義で「独立の自由は唯自力更生によつて始めて成功し得る」とされていました。
・中国の毛沢東は旧ソ連との対立が激しくなった1945年に演説を行い「自らの力を基本とすることを自力更生と呼ぶ。我々は孤立してはいない。帝国主義に反対する世界のあらゆる国や人民はすべて我々の友人である。しかし我々には、自らの力をもって、国内外の反動勢力を打ち破る力がある」 と語ったと伝えられています。
記事への反応
・技術は他から手に入れるもんじゃなくて、開発するもの。
・主席自ら技術をパクってるのを白状しました!
・言ってることはわかるが公言するべき内容なのか?これ?
・2000年前の中国なら先進技術の宝庫だった。
今回の発言はアメリカの「対中貿易制裁」に対して習近平国家主席は「先進技術」が手に入れにくくなっていると言ってしまったため、中国国内での事業に中国企業との合弁会社が必要とかサイバーテロやスパイ活動で「先進技術」をパクってきたと白状した形になりましたね(笑)
さらに、「自力更生(じりきこうせい)」という言葉が日本発のスローガンだったことを習近平国家主席は知っているのでしょうか。
〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム