【新型ノロウィルス】ヒトがまだ免疫を持っていない「GII.17型」が今シーズン大流行の恐れあり

更新日:

PCバナー広告


2014年~2015年シーズンに日本でノロウィルス「GII.17型」が数例確認されており、2015年~2016年シーズンは日本でも流行する可能性が指摘されている。
※過去に中国、台湾、アメリカなどで流行が確認されています。

ノロウィルス「GII.17型」は、人がまだ免疫を持っていない型で、流行の立ち上がりが早い場合に大流行することが懸念されています。

ノロウィルス「GII.17型」の検体は遺伝子コピー数が108コピー以上の検体でも検出できない場合があり、ノロウィルス「GII.4_2012型」と比較して検出されにくい傾向が認められた。簡易検査キットでは、ノロウィルス「GII.17型」が十分なウイルス量に増えている場合でも陰性結果となりやすく注意が必要です。

NIID国立感染症研究所「新規遺伝子型ノロウイルスGII.P17-GII.17の流行」掲載ページはこちら。

ノロウイルスの知識

◆症状
発熱、下痢、嘔吐
※幼児や老人などの場合、重症化することもあり注意が必要です。
◆感染経路
咳、嘔吐物、糞便などから空気中に飛散し経口感染の他に手や飲食物に付着し摂取など。
◆感染予防
・手洗いで物理的にウイルスを洗い流すことが可能です。
※ノロウイルスは逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)、消毒用エタノールには抵抗性が強いために失活化への効果はあまりありません。

・ノロウイルスは飲食店での発生も多く飲食店などで従業員の教育と共に調理器具を衛生管理的に保つ必要があります。
・調理の際は60℃30分の加熱では感染性は失われず、85℃以上1分間以上の加熱が必要です。

〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム

-●ニュース, ●ブログetc.

Copyright© ぐだぐだぶろぐ , 2024 AllRights Reserved.