10月30日アメリカ政府高官は、過激派組織「ISIL(イスラーム国)」掃討作戦に関して、バラク・オバマ大統領が最大50人の特殊部隊「グリーンベレー」をシリア国内へ派遣することを承認したと明らかにしました。
アメリカは、これまでイラクで過激派組織「ISIL(イスラーム国)」の対応に特殊部隊「グリーンベレー」を派遣していたが、シリアへの特殊部隊「グリーンベレー」の派遣は初めてです。
また、特殊部隊「グリーンベレー」の承認に合わせてバラク・オバマ大統領がトルコ南部の基地に複数の対地攻撃機「A10」と「F15」戦闘機を派遣することも承認している。
アメリカ軍はシリアへ地上部隊を派遣することによりシリアでの地上作戦を拡大して本格的に過激派組織「ISIL(イスラーム国)」が首都と主張する「ラッカ」の攻略を開始すると見られている。
記事への反応
・A10の伝説が増えそうだ。
・反政府組織をロシアの空爆から守るための人間の盾だろ。
・アメリカがシリアで信用できる勢力はクルドだけ。
・これはロシア戦闘機とガチ対決あるな。
・A-10は退役する予定だったのが現場の反対で生き延びてるんだよな。兵士に愛されてる凄い飛行機だと思うわ。
・超最新装備精鋭部隊50人 VS 傭兵2万人。なかなか熱いな。
・ロシアはアサドから正式に要請されてシリアに攻撃してるけどアメリカはシリア政府の許可なく勝手に武力投入していいのか?
・戦力の逐次投入なんだよなぁ。ISは未だに増えてるし、ロシアも影響力増してる。かと言って大規模戦力投入しても終わる保証もないし、軍縮で当選したオバマではやりにくい。
シリア国内では空爆と反体制派勢力への軍事訓練や武器供与に限定していたアメリカ軍ですが、シリアのアサド政権からの要請に応える形で参戦したロシアの空爆や海軍の投入でバラク・オバマ大統領も重い腰を上げて特殊部隊「グリーンベレー」の投入を決断した形になります。
特殊部隊「グリーンベレー」は直接戦闘にかかわらず空爆の誘導や反体制派の作戦支援に限定すると見られております。
ただし、アメリカ軍は特殊部隊「グリーンベレー」を派遣した場合、何かしらの成果を出すことを求めらるため積極的な作戦や行動を実行する可能性が高いと思います。
シリアの反体制派勢力と特殊部隊「グリーンベレー」は、シリアのアサド政権側に付いているロシアが次の手を仕掛けてくる前に成果を上げることを期待されています。
〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム