【シャドウバース】「ミニゴブリンメイジ」及び「ルーンの貫き」の変更について【バハムート降臨】

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2017年2月21日Cygamesより「ミニゴブリンメイジ」及び「ルーンの貫き」の変更についてカードの能力を変更すると発表がありました。

・公式発表はこちら。

Cygames公式サイトより抜粋

Shadowverse運営事務局です。

2月末に予定しておりますアップデートにともない、カードの変更を実施いたします。アップデートに先立ち、ご利用のお客様に、変更の内容と経緯をご説明いたします。

■概要
2017年2月末に予定しておりますアップデート時に、以下の変更を行います。

・ウィッチクラスのシルバーレア《ルーンの貫き》の「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを1にする」能力を「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを2にする」へ変更

・ニュートラルクラスのブロンズレア《ミニゴブリンメイジ》の「コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」能力を「コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」へ変更

これにともない、2月末のアップデート以降、期間限定で《ルーンの貫き》《ミニゴブリンメイジ》《歴戦の傭兵・フィーナ》を分解したときに得られるレッドエーテルが変更されます。《歴戦の傭兵・フィーナ》のカード自体に変更はありませんが、進化時能力で手札に加える《ミニゴブリンメイジ》に変更があるため、レッドエーテルによって補償いたします。

■変更の経緯
2016年12月29日にカードパック「Rise of Bahamut/バハムート降臨」が追加されてから、ランクマッチの主役はウィッチクラスでした。特に《次元の魔女・ドロシー》を中心にしたデッキ(以下『ドロシーウィッチ』)は現在、最上位のデッキ群、いわゆる「Tier1」であり続けています。

また、ウィッチクラスには『ドロシーウィッチ』の他にも「Tier1」~「Tier2」で様々なデッキタイプがあります。《次元の超越》を使うデッキ(以下『超越ウィッチ』)、土の秘術能力を使うデッキ(以下『土の秘術ウィッチ』)などです。2月中旬の土日2日間、高ランクユーザーの対戦データを集計したところ、デッキタイプ別の使用率は以下の通りでした。
『ドロシーウィッチ』約19%
『超越ウィッチ』約10%
『土の秘術ウィッチ』約3%
合計すると、全クラスに対してウィッチクラスの使用率は約32%と高く、カードの変更によってこの問題に対応する必要がありました。

また、現在のウィッチクラスには「先攻時と後攻時で勝率の開きが極端に大きい」という特有の問題がありました。クラスやデッキタイプによって「先攻が得意」「後攻が得意」という特徴はあって当然ですが、その特徴がどちらかに偏りすぎると、先後というユーザーが選択できないランダムな要素で勝敗が決しやすくなってしまうと考えています。

この内容をまとめると、現在ウィッチクラスにおける問題点は次の2点です。
1. 様々なデッキタイプを合計したウィッチクラスの使用率が高い
2. ウィッチクラスは先攻時と後攻時で勝率の開きが大きい

この問題に対応するためには《ルーンの貫き》のカード変更が適切だと考えました。

理由は次の3点です。
1. 『ドロシーウィッチ』『超越ウィッチ』『土の秘術ウィッチ』すべてで2~3枚使われていること
2. 自分のフォロワーが進化したときに強化される能力は後攻時により有効なこと
3. 強化されたときのコストが能力に対して低いこと

上記をふまえて、《ルーンの貫き》に次の変更を行います。

【変更内容】
「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを1にする」
→「自分のフォロワーが進化したとき、このカードのコストを2にする」

この変更により、ウィッチクラスのデッキの勝率や使用率は適正な状態まで下がると考えていますが、そうなった場合、現在の「Tier1」の他のデッキが相対的に強くなりすぎることが想定されます。具体的には《ミニゴブリンメイジ》で《リノセウス》を手札に加えるコンボを軸にしたデッキ(以下『コンボエルフ』)です。前述した期間の対戦データにおいて、『コンボエルフ』は『ドロシーウィッチ』に次ぐ使用率で、勝率は『ドロシーウィッチ』より上でした。

《ミニゴブリンメイジ》は、「Rise of Bahamut/バハムート降臨」が追加されてから様々なデッキで使われてきました。手札の減らない、いわゆる「アドバンテージが取れる」フォロワーとして使われることもあれば、デッキ作成時にコスト2のフォロワーの種類をしぼることで特定のカードを手札に加える、いわゆる「サーチカード」として使われることもあります。

《ミニゴブリンメイジ》を「サーチカード」として使うデッキは様々ありますが、中でも『コンボエルフ』は『ドロシーウィッチ』に並ぶ「Tier1」デッキです。エルフクラスの特徴であるコスト1のフォロワーの豊富さが、『コンボエルフ』の強さの一因となっています。他のクラスで《ミニゴブリンメイジ》を「サーチカード」として使う場合、デッキに低コストのフォロワーを多く入れられないためバトル序盤の展開が不安定になりますが、『コンボエルフ』はコスト1のフォロワーによって序盤から安定して戦うことができます。

そこで「アドバンテージが取れる」カードとしての性能はそのままに、デッキ作成時の工夫によって「サーチカード」として使うこともでき、かつ『コンボエルフ』が「Tier1」の一強デッキにならないように、《ミニゴブリンメイジ》の能力を次のものに変更いたします。

【変更内容】
・「コスト2のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」
→「コスト2以下のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える」

■カードの変更にともなう補償について
今回の変更にともなう補償として、2月末のアップデート以降、期間限定で以下の対応を行います。

・《ルーンの貫き》《歴戦の傭兵・フィーナ》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:50個 → 200個
プレミアム版:120個 → 200個

・《ミニゴブリンメイジ》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:10個 → 50個
プレミアム版:30個 → 50個

《歴戦の傭兵・フィーナ》のカード自体に変更はありませんが、進化時能力で手札に加える《ミニゴブリンメイジ》に変更があるため、分解したときに得られるレッドエーテルによって補償いたします。

この対応は、2月末のアップデートから次回以降のアップデートまでの期間限定であり、期間が過ぎますと元の個数に戻ります。詳細な期間は、追ってお知らせいたします。

これからも、Shadowverse運営事務局はユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするため、必要に応じてカードの能力を変更していきます。その際には、事前にお知らせするとともに、分解したときに得られるレッドエーテルの変更によって補償を行います。

今後とも「Shadowverse」をよろしくお願いいたします。


今回の変更で現環境で最も使われている「ドロシーウィッチ」デッキと「OTKエルフ」デッキに影響が出ます。

「ドロシーウィッチ」はスペルブースト及びフォロワー除去のコストが若干あがりテンポが悪くなりますが、デッキや戦い方の工夫で乗り越えられる程度で他のクラスにも影響が出るので小さな影響で済みそうです。

問題は「OTKエルフ」で早いターンで相手を倒す術が無い代わりに7ターン以降一気に勝負を決めるデッキでしたが、「リノセウス」を引く要素が確定サーチからランダムサーチに変わり大きな弱体となりました。大会でも「OTKエルフ」は、多くの参加者に使われているデッキでしたね。

また、「OTKエルフ」が減る事により「OTKエルフ」をケアする必要が減り、様々なデッキのカード調整が実施されることになります。
そういう意味では大きな変更内容となりますね。

〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム

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