中国では株売買などの投資が盛んだが今年はレアメタルを扱う「高利回り商法」の元本割れが相次ぎ投資家の怒りが爆発しています。
商法の手口は「レアメタル」を投資家が購入し「レアメタル」の商品自体は取引所の倉庫に保管され投資家は利回りを受け取る仕組み。商品の中には「ノーリスク」や「2桁利回り」、「国家統計局絡み」など宣伝文句として、中国の国営テレビで頻繁に宣伝している商品もあり「政府のお墨付き」があると考えていた投資家も多かった模様です。
この「レアメタルの高利回り商品」は2014年末ごろから投資家離れが加速して2015年春には商品の払い戻しが不能となって2015年7月には看板商品の「日金宝」の元本償還ができなくなったことが交易所より発表されました。
中国が「レアメタル」取引遅延させ各先進国へ締め付けをおこなった結果、先進国は「レアメタル」を減らす代替技術を開発し需要が先細りになり、中国の産出量や在庫が増えてしまい「レアメタル」の現物は在庫が大量にありますが、「元本割れ」してしまいました。
怒りの収まらない投資家達は各地で抗議活動をおこなったり国営テレビ前でも元本の保証などを訴えました。
2001年に経営破綻した「大和都市管財グループ」による詐欺事件では、被害者側が国家賠償請求訴訟を起こし国の賠償責任を認める判決が出ており、投資家たちは「雲南省当局」へ異議を申し立てましたが却下されました。
記事への反応
・日本に嫌がらせしなければ今も普通に儲かってただろうに。
・投資でノーリスクを謳っちゃ詐欺だわな。
・どうせ最後は現物渡して終わりだろ。投資なんだから自己責任。
・「レアメタル」の件は中国が市場を独占すると危険だってことを世界中に知らせたようなものだったな。
・投資家ってか、中国は銀行に金預けてもインフレ率が高く目減りするんで中産階級の庶民は預金せずに投資するってドキュメンタリー見たな。
今後、投資家は現物の「レアメタル」を受取り解決ということにはならないと思いますので、今後の先行きが気になります。
2015年は株価の下落もあり一般投資家の資金が急激に吸い取られており騒ぎが大きくなり収集つかなくなったところで中国共産党得意の「日本にヘイトなすりつけ」が発動しなければいいですが、もうすでに「国連総会第１委員会」や「イギリス首脳会談」などで習近平国家主席が唐突に「日本は プルトニウムを大量保有し、それは１３５０発の核弾頭の製造に十分な量だ」などと批判し始めました。
その前から中国は「日本は1年以内に原子力爆弾を製造できる技術がある」などと言い始めてましたね。
〆 ぐだぐだぶろぐ ｂｙ タリム