仁義なきガジェッツァンリリース後の人気デッキは「海賊系ミニオン」を採用したアグロ~ミッドレンジデッキと「レノ・ジャクソン」を採用したミッドレンジ~コントロールデッキが大半を占め、次点に「ドラゴン系ミニオン」を採用したミッドレンジ~コントロールデッキや「翡翠のゴーレム」を採用したミッドレンジデッキが続いて人気を集めています。
今回は中立ミニオンの「ガジェッツァンの競売人」とローグのスペルカードを使い強烈なドローを武器に戦う「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」を実戦動画付きで紹介します!
「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」クラフティングコスト6940概要
今回のデッキは「仁義なきガジェッツァン」で新たに追加された海賊ミニオンで序盤の立ち上がりを補いドローとシナジー効果のあるミニオンを使うミッドレンジデッキですが、アグロ的な戦いもこなせるデッキです。
マリガンでは「海賊ミニオン」か「エドウィン・ヴァンクリーフ」や「クエスト中の冒険者」と「段取り」や「死角からの一刺し」などの0マナスペルを確保していく形になります。
戦い方は各ターンで出来ることが多く序盤からミニオンを育てるか、「ガジェッツァンの競売人」をいつ出すのかなど仕掛けどころで勝負の行方が変わるため、かなりテクニカルです。
フィニッシャーになるミニオンが多めで最強クラスのデッキですが「エドウィン・ヴァンクリーフ」や「クエスト中の冒険者」は、スペルと違い即効性が無いため強い単体ミニオン無効化、除去スペルを持つ「レノウォーロック(Reno Warlock)」「シャーマン」「メイジ」には苦戦を強いられる状況です。デッキを使いこなすのが難しいのもデッキ評価を落としている原因ですね(汗)
状況判断と仕掛けどころ以外でも「ガジェッツァンの競売人」を出した後に使うスペルの選択も難しく、デッキを使い始めた頃は時間切れでターンが終わるなど混乱すると思います。
最初のうちはまず「エドウィン・ヴァンクリーフ」や「クエスト中の冒険者」をボードに出すか?ミニオンを出したら最後に「隠蔽」で隠れ身を付与するか決めて「コイン」と「偽造コイン」を使ってしまいましょう。残りマナと手札を見ながら0マナスペルで相手のミニオンを除去するかどうか考えて実行。残りマナに気をつけながら「ガジェッツァンの競売人」でドローしたカードを使って行く形がわかりやすいと思います。最初は考えるより慣れが大事だと思います!
◆主要カード
・「段取り」(エピック)0マナ「このターン中に、自分が次に使用する呪文のコストを(3)減らす。」
「ガジェッツァンの競売人」のドローや「エドウィン・ヴァンクリーフ」や「クエスト中の冒険者」の育成、除去スペルのマナコスト削減と使い所が多いローグデッキで必要不可欠なスペル。
・「ちんけなバッカニーア」(レア)1マナ1/2「自分のヒーローが武器を装備している場合攻撃力+2を得る。」
ローグはいつでも武器を装備できるので相性抜群。ローグの立ち上がりの遅さをカバーしつつ1マナミニオンなので終盤でも腐らない。
・「怪盗紳士」(コモン)1マナ1/1「雄叫び:対戦相手のクラスのカードをランダムに1枚自分の手札に追加する。」
「海賊パッチーズ」を呼び出しつつカードがドローできる卑怯なミニオン(笑)相手のクラスカードをドローするのでスペルの比率も高く早めにつかっておきたい。
・「隠蔽」(コモン)1マナ「次の自分のターンまで味方のミニオン全てに隠れ身を付与する。」
相手の除去手段を制限できるため「エドウィン・ヴァンクリーフ」「クエスト中の冒険者」「ガジェッツァンの競売人」「リロイ・ジェンキンス」などをボードに出して使えば一気にフィニッシュに持っていけるスペル。
・「エドウィン・ヴァンクリーフ」(レジェンド)3マナ2/2「コンボ:このターン中で先にプレイされたカード1枚ごとに+2/+2を獲得する。」
従来は除去されたら終わりの一発屋でしたが、「クエスト中の冒険者」を2枚採用することにより少し強いミニオンを早いターンにだして除去やフェイス削り、相手に除去を強いるなど使いやすい。
・「クエスト中の冒険者」(レア)3マナ2/2「自分がカードを使う度、+1/+1を獲得する。」
豊富な低マナカードやデッキのカードを使い切るほどの強力なドローが出来るデッキとの相性は抜群。ボードでどんどん成長するので一気にフィニッシュに持ち込むことも可能です!
・「墓荒らし」(コモン)4マナ5/4「断末魔:自分の手札に「コイン」1枚を追加する。」
後攻ではコインを使ってでも早めに出していきたい状況を変えれるミニオン。このミニオンを4ターン目に出せたら5~6ターン目で「ガジェッツァンの競売人」に繋げることができるためテンポよく中盤以降の優位を築ける。
・「リロイ・ジェンキンス」(レジェンド)5マナ6/2「突撃。雄叫び:敵の陣地に1/1のチビドラゴンを2体召喚する。」
5マナで使いやすい上に採用するだけでデッキのフィニッシャーが1枚増やせる。「冷血」と組み合わせて10打点、「隠蔽」で隠れ身を付与して次のターンも打点を稼ぐなどローグとの相性は抜群です。
・「ガジェッツァンの競売人」(レア)6マナ4/4「自分が呪文を使う度カードを1枚引く。」
6マナでコストが高いので中盤以降の活躍になるが本デッキの主役ミニオン。単純に「チャリーン」が楽しい(笑)
◆今回紹介するデッキはクラフティングコスト6940で作れるデッキになります。
「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」のデッキは多種多様で今回紹介したオーソドックスなデッキの他に「マリゴス」とスペルを多く採用してスペルでフィニッシュを狙うデッキや「無貌の操り手」を採用して「リロイ・ジェンキンス」→「段取り」or「コイン」→「冷血」→「無貌の操り手」で「リロイ・ジェンキンス」をコピーして20打点でフィニッシュを狙うデッキなど強力なドローを活かして手札を整えるデッキも多く使われています。
今回はあまり使われていない「裏切り」を採用しましたが「偽造コイン」や「隠蔽」を2枚採用しているデッキや「影隠れ」でボードのミニオンを手札に戻してキーミニオンのコストを下げて一気に仕掛けるデッキなどもありデッキを改良する楽しみもあります。
また、デッキの強さは別として相手のクラスカードを得る手段も豊富なのでランダム性を楽しむのも面白いと思います!
「ミラクルローグ」(CraftingCost6940)で実戦動画!
◆【ハースストーン】「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」(CraftingCost6940)で実践!Part1【仁義なきガジェッツァン(スタンダードフォーマット)】
・1試合目vsウォーリアー(8ターンで勝利)
・2試合目vsメイジ(8ターンで勝利)
・3試合目vsシャーマン(11ターンで勝利)
◆【ハースストーン】「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」(CraftingCost6940)で実践!Part2【仁義なきガジェッツァン(スタンダードフォーマット)】
・1試合目vsドルイド(6ターンで勝利)
・2試合目vsローグ(5ターンで勝利)
・3試合目vsウォーリアー(10ターンで勝利)
・4試合目vsプリースト(10ターンで勝利)
今回はじめて「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」を実践しましたが、何度か動画と関係なく試したことが有り手札が多くなる→時間切れを繰り返し酷いプレーしかできなかったのですが、海賊ミニオンと「クエスト中の冒険者」を採用する今回のデッキでは序盤から適度にカードを使えるため手札が溢れることも無く楽しんで実践できました!
でも、プレイングミスで負けることも多く従来から「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」を使っているプレイヤーは凄いなと改めて思いました。
「仁義なきガジェッツァン」のリリースで扱いやすい「ミラクルローグ(Miracle Rogue)」デッキが増えて来ているのでローグが苦手な方にもお勧めします。沢山ドロー出来るのは楽しいですよ!
◆動画情報
・プレイ環境:Windows7
・Hearthstone Version:7.0.0
・CV:さとうささら(CeVIO)
・プレイヤー:タリム
〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム