10月16日政府と経済界の意見交換の場「官民対話」の初会合が開かれました。会合は毎月行われます。
安倍政権発足後、企業が利益を社内にため込む内部留保が50兆円増えているが、設備投資の伸びは5兆円にとどまっています。
・安倍晋三総理大臣は経済界側に「企業収益は過去最高となりましたが、投資の伸びは十分ではありません。今こそ企業が設備、技術、人材に対して、積極果敢に投資をしていくべき時だ」 と要請しました。
・経済界側は、政府の要請に一定の理解を示しつつ「法人税の20%台早期引き下げ」や「規制緩和」を求めました。
記事への反応
・設備投資はリーマン・ショック以降で最大規模まで伸びているんじゃないの? 人件費は・・・。
・売れる見込みもないのに設備投資したら不良在庫、不良債権になるだけじゃん(笑)
・下請けが窒息寸前です。
・結果を出せる企業と結果を出さない政府の実力差。
・接待交際費の損金不算入をやめれば?
・助成金打ち切りと法人税上の費用や控除減らせ。
・企業は内部留保があれば、企業活動自体は維持されるんだよね。 政府が国家予算割いてでも支援するべきは公共事業受注企業ではなく技術系の企業。
・これから世界的なデフレの波がくるからな。現金保有したい企業の気持ちは理解する。
・設備投資を強要しても第2、第3のシャープが出来るだけ。内部留保が一定以上になったら従業員に自社株を配る様にしたらどうだろ?
・アベノミクスは「トリクルダウン」を期待する政策ではないとか安倍首相が言ってた時期があったね。企業が利益をためこまないように要請するのは「トリクルダウン」を期待してるってことでしょ?
・「トリクルダウン理論」なんてないって実証されたな。
※注釈:「トリクルダウン理論」とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる」という理論です。実際は「トリクルダウン理論」を裏付ける有力な研究が存在してない上に実証研究では、貧富の格差の拡大が経済成長を大幅に抑制されることが国際機関のOECD(経済協力開発機構)にて結論付けられています。
・政府が経済界に口頭でお願いするのはなんの効果も無いのに労働者の賃上げや設備投資の拡大を要請しても無駄です。
・「旧三本の矢」で金融緩和して金余り状態にしたら企業や投資家の手元に富が集まり労働者へ富が分配されないのは、「カール・マルクス」の著書「資本論」で100年以上前に明らかとなっています。最近では、「トマ・ピケティ」も著書「21世紀の資本」指摘していますね。
そこで、日本も年金、社会保険、税金で社会福祉を充実させる方向に舵を切っていますが、貧富に関係なく税を幅広く徴収して公務員、利権団体に中抜されて労働者へ分配する富を食い尽くす非効率なシステムで国の借金を増やし続けているのが現状です。
富の分配は国の大事な役目ですが、富が集中しているところに減税して、低所得者に増税している限り国内の需要は冷える一方です。
・経済の活性化し需要を増やすには適量のインフレと富の集中している所に増税を行い富の少ないところに分配するかのが基本です。日本は国内の人口が多い方(中国やインドは規格外ですが・・・。)なので、海外の需要を優先的に取りに行く政策は後回しにして日本の人口が先細りする前に国内の需要を積極的に増やす政策を検討して実行してほしいものです。
国内の需要が強くなり国力が上がれば経済界は自然に海外の需要も取り込みに行きます。
税金に関する名言
2chのようなチラシの裏的なところに定期的に書き込まれているため知っている人が多いと思いますが、知らない人のために貼っておきます。
※僕が調べたところ、この名言発祥のブログ(2009年記載)を名乗り出ている方がいましたが、6年前で発祥かどうか真偽が確認できないのと間違えていたら恥ずかしいのでブログ名は伏せておきます。探せばすぐにわかると思います。興味のある方は調べてみてください。
◆生きてるだけで罰金
・働いたら罰金 →所得税
・買ったら罰金 →消費税
・持ったら罰金 →固定資産税
・住んだら罰金 →住民税
・飲んだら罰金 →酒税
・吸ったら罰金 →タバコ税
・乗ったら罰金 →自動車税&ガソリン税
・入ったら罰金 →入湯税
・起業したら罰金 →法人税
・死んだら罰金 →相続税
・継いでも罰金 →相続税
・上げたら罰金 →贈与税
・貰っても罰金 →贈与税
・生きてるだけで罰金 →住民税
・若いと罰金 →年金
・老けても罰金 →介護保険料
・老いたら罰金 →後期高齢者
◆生きてるだけで罰金+α
※色んなところで有志が追加しています(笑)
・健康だと罰金 →健康保険料
・ゴルフで罰金 →ゴルフ場利用税
・TV設置で罰金 →NHK受信料
▼ここから賞金
・働かなかったら賞金 →生活保護
・政党が議員増やすと賞金 →政党助成金
・アメリカ軍は賞金 →思いやり予算
この名言をいつか取り上げたいと思ってましたが、やっと取り上げることが出来ました(^^;)
〆 ぐだぐだぶろぐ by タリム